感覚グラウンディングで存在感を取り戻す

特定の感覚を意図的に働かせて、神経系を今この瞬間に再び結びつける。

Why it works

シャットダウンは身体と環境を解離させる——特定の場所と時間に存在しているという実感が崩れ落ちる。感覚グラウンディング(質感、温度、音、匂いといった物理的な感覚に意図的に注意を向けること)は、外部の現実に関する情報を感覚皮質に送り込み、内的な崩壊信号と拮抗する。根本原因を解消するわけではないが、意志的な調整が可能になるだけの存在感を再び確立する。

How to do it

  1. 一つの感覚を選び、意図的に働かせる——冷たいものを持つ、素足でざらついた面を踏む、強い匂いを嗅ぐなど。
  2. その感覚を自分に(あるいは声に出して)正確にゆっくりと描写する——温度、質感、強さ。
  3. 一つの感覚に1〜2分とどまってから切り替える。
  4. 場所や「今」という感覚が戻ってくるかどうかに気づく。

エビデンス

グラウンディング技法はトラウマ・インフォームド・ケアやDBTの苦痛耐性スキルにおける標準的な手法だ。解離の軽減や急性の苦痛管理について臨床的な裏づけがあるが、そのエビデンスの大部分は観察research研究や臨床実践によるものだ。 (clinical)

グラウンディングは解離に対する確立された臨床実践だが、そのエビデンスの大半は特定プロトコルの対照試験というより臨床的観察や患者報告に基づいている。

よくある間違い

グラウンディングをしながら同時に活性化する思考や記憶に関わろうとすること。グラウンディングには、認知的な内容から注意を引き離し、完全に身体感覚に置くことが必要だ。

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