冷水や軽い動きで代謝状態を切り替える

顔に冷水をかける、あるいは短い身体動作を行うことで、崩壊を代謝的に断ち切ることができる。

Why it works

顔への冷刺激は潜水反射を活性化し、副交感神経反応が現れる前に一時的に心拍数と交感神経緊張を高める——その初期段階は、シャットダウンのフラットな代謝状態を中断しうる軽い活性化の刺激となる。本格的な冷水浴とは異なり、顔に数秒間冷水をかけるだけなら手軽で低リスクであり、感覚の目新しさ自体が覚醒を高める刺激となる。

How to do it

  1. シャットダウンが深まっていると気づいたら、洗面台に行き冷水を出す。
  2. 顔や手首に何度か水をかけ、温度と感覚に注意を向ける。
  3. その後、ゆっくりと意識的な呼吸を一回行い、何か変化があったかを確かめる。
  4. 続けてオリエンティングの実践(ゆっくり頭を左右に向ける)を行い、神経系に安全のシグナルを与える。

エビデンス

顔への冷水は哺乳類の潜水反射を活性化する、よく文書化された生理反応だ。急性の感情調整のためのDBTのTIPPスキルとしての活用は臨床的裏づけがある。背側シャットダウン(交感神経の失調ではなく)への具体的な適用は、一般的な覚醒原則からの拡張である。 (clinical)

DBTの温度スキルは感情全般の強度を下げることについては裏づけられているが、背側シャットダウンに特化した使用は、直接検証された適用というよりも妥当な拡張推論だ。

出典

  • Linehan (1993), Cognitive-Behavioral Treatment of Borderline Personality Disorder — TIPP skills including temperature

よくある間違い

完全にシャットダウンした状態でこれを行い、劇的で即座の変化を期待すること。温度刺激は小さな窓を開くサーキットブレーカーであり、その変化の上に積み上げる別の調整実践を続ける必要がある。

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