応用する
問い:別の文脈・業界・時代から何を応用・借用すればこの問題を解決できるか?
Why it works
応用は、設計に適用された類推的推論です。ある領域で解決済みの問題が、別の未解決の領域にどう対応するかを見つけることです。これがうまくいくのは、表面的な内容がまったく異なっていても、解決の構造 — 関係のパターン — が転用できるからです。類推的マッピングは、人間の創造的認知の中でも最も研究されている仕組みの一つです。
How to do it
- 領域固有の用語を使わずに、核心となる問題や機能を記述する。
- 問う:「この構造を持つ問題は他のどこで解決されてきたか?」自然界、歴史、他業界を探す。
- その外部の解決策における関係のパターンを特定し、それがあなたの文脈にどう対応するかを問う。
- 完璧な対応を求めない。部分的な類推こそ最も面白いアイデアを生むことが多い。
エビデンス
類推的推論は創造的問題解決の仕組みの中でも最も研究されているものの一つです。領域横断的な類推は、領域内探索よりも一貫して革新的な解決策を生み出します。 (observational)
表面的な類似性が誤解を招くことがある。魅力的な類推でも、正しい構造的関係を転用できているとは限らない。マッピングが深いか表面的かの評価にはドメイン知識が必要。
出典
- Gick & Holyoak (1983), schema induction and analogical transfer, Cognitive Psychology
よくある間違い
応用先を直接の競合他社だけに限定してしまうこと。これは枠を破るどころか同じ枠を再生産する。最も価値のある応用は完全に無関係な分野から来る。