E ― 加害者に共感する
大目に見ることなく、彼らがしたことの背後にあるプレッシャー、恐れ、あるいは物語を理解しようとする。
Why it works
共感と同情は、持続する怒りとは感情的に相容れない ― 同じ人物に対して両方を同時に抱くことはめったにできない。加害者がなぜそう行動したかについてもっともらしい説明を組み立てること(彼らの恐れ、無知、あるいは彼ら自身の痛み)は、恨みを燃やし続ける「怪物」の物語を置き換える。これはワーシントンが情動的な許しのエンジンとして扱うステップである。
How to do it
- 加害者が自分自身を説明しているところを想像する ― 正当化するためではなく、理解されるために。
- その行動を駆り立てたかもしれないプレッシャーや恐れを考える。
- 「これは説明になる」と「これは大目に見ることになる」を別々に保つ ― 理解することは承認することではない。
エビデンス
共感は、ワーシントンの研究全般と許しへの介入研究一般を通じて、最も一貫して強調される有効成分である。REACHの全体プロトコルはランダム化比較試験とメタ分析で検証されており、許しを高め、うつと不安を下げることが示されている。 (observational)
効果は実際にあるが控えめであり、投与量が重要である ― セッション時間が長いほど許しの度合いが高くなると予測されるが、短時間の曝露ではほとんど効果がない。
出典
- Wade, Hoyt, Kidwell & Worthington (2014), meta-analysis of forgiveness interventions, J. Consulting and Clinical Psychology
- McCullough, M. E., Worthington, E. L., Jr., & Rachal, K. C. (1997). Interpersonal forgiving in close relationships. Journal of Personality and Social Psychology, 73(2), 321–336.
- Wade, N. G., Hoyt, W. T., Kidwell, J. E. M., & Worthington, E. L., Jr. (2014). Efficacy of psychotherapeutic interventions to promote forgiveness: A meta-analysis. Journal of Consulting and Clinical Psychology, 82(1), 154–170.
よくある間違い
「共感する」を「大目に見る」と聞き違え、原則としてこのステップを拒否してしまうこと。共感はあなた自身の解放のためのものであり、危害を容認できると呼ぶことを一切要求しない。
IX Coach でこれを実践する
More practices for 許し:REACHモデル
- R ― 傷を思い出す
起きたことを、それを軽視したり被害者として何度も再生したりすることなく、意図的かつ冷静に直視する。
- A ― 許しという利他的な贈り物を与える
自分が許されたときのことを思い出し、取引としてではなく贈り物として許しを差し出す。
- C ― 感じた許しに公に関与する
許しを具体的に印す ― 書く、口に出す、日付を付ける ― 後で戻ってこられるように。
- H ― 傷が戻ってきたときに持ちこたえる
恨みが戻ってきたとき、それを失敗の証拠と受け取らない ― 自分のコミットメントを思い出し、再び選び直す。
- 許すことと和解することを分ける
許しは内的で一方的なものであり、和解は相手が再び信頼できる存在になることを必要とする。