背筋を伸ばした開いた姿勢にリセットする
背筋を伸ばして座るか立ち、胸を開いて、脳に異なる身体的な証拠を送る。
Why it works
内受容感覚を通じて、脳は姿勢・開放性・筋緊張といった身体からの信号を、自分がどう感じているかについての証拠として読み取り、それに合わせて感情を構成する。背筋を伸ばした開いた姿勢は、うなだれた閉じた姿勢とは異なる信号を送る。だからこそ、姿勢を正すことは、外的な何かが変わる前であっても、気分と実感される自信にわずかな、しかし本物の変化をもたらしうる。
How to do it
- 背骨を伸ばし、肩を後ろに下げ、胸を開く。
- 頭を前に突き出すのではなく、肩の上でバランスさせる。
- 一分間その姿勢を保ち、変化に気づき、それをデフォルトの状態として戻ってこられるようにする。
エビデンス
研究によれば、背筋を伸ばした姿勢は、うなだれた姿勢と比較して気分と自己報告によるポジティブな感情のわずかな改善と関連しており、これは身体化された認知の考え方と一致する。 (observational)
効果は小さく短命であり、サンプルは控えめで、姿勢研究は盲検化が難しい。姿勢は気分を後押しするが、それを一変させるわけではない。
出典
- Nair et al. (2015), upright posture and affect/self-esteem under stress, Health Psychology
よくある間違い
姿勢の変化だけで不安や落ち込んだ気分をすっかり治せると期待してしまうこと——効果は小さな後押しであり、それを過大に約束すると、実際にある控えめだが本物の効果を人々が軽視してしまう。