侵入してくる思考に受動的な態度を取る
思考が浮かんだら、判断せずに通り過ぎさせ、焦点対象に戻る——闘わず、採点もしない。
Why it works
ベンソンは受動性を、もう一つの必須の要素として特定した。「心を空にしよう」ともがくことは努力と自己批判を生み、それ自体が覚醒を引き起こす。思考の彷徨いを想定内のこととして扱い、ただ焦点対象に戻ることで、反応の形成を妨げるはずだった二次的なストレス反応を取り除ける。
How to do it
- 心が彷徨うことを見込んでおく——繰り返し起きるものと想定する。
- 思考に気づいたら、分析したり抵抗したりせず、「まあいいか」と言って焦点対象に静かに戻る。
- そのセッションを良い悪いで評価しない。留まることではなく、戻ることこそが実践だ。
エビデンス
受動的で無理に努力しない姿勢は、ベンソンが説明したプロトコルの中心であり、非判断的な方向転換の方が強制的な思考抑制より持続しやすいことを示す、より広い注意制御研究とも一致する。 (mechanistic)
これはベンソンが観察したメカニズムとして提示されているが、受動性と焦点対象のどちらがどれだけ寄与しているかは、対照試験の中できれいに切り分けられていない。
よくある間違い
思考が浮かび続けたからといってセッションを失敗と判断すること。思考自体は問題ではない——それと闘うことが問題なのだ。穏やかに戻ることが成功である。