接近目標と回避目標
目標の方向がエネルギー、レジリエンス、ウェルビーイングをどう形作るか
接近目標とは何か
接近目標とは、望ましい結果に向かって進むことを軸に組み立てられた目標です——「健康になる」「落ち着いた会話をする」「プロジェクトをうまく終える」。これはその対をなす回避目標と対比して定義されます。回避目標とは、恐れている結果から遠ざかることを軸に組み立てられた目標です——「怠けるのをやめる」「会話を台無しにしない」「締め切りに遅れない」。アンドリュー・エリオットによるこの区別(達成目標理論)の研究は、接近型に枠づけられた目標が、より良いウェルビーイング、粘り強さ、パフォーマンスと関連していることを発見しています。これは、神経系が脅威を監視することよりも、目標に到達することを中心に組織化されるからですが、脅威が本当に際立っている場合には回避型の枠づけが依然として有用なこともあります。
同じ行動でも、良いものに向かって進むことを軸に組織化することも、悪いものから遠ざかることを軸に組織化することもできます。何十年にもわたる研究に基づくアンドリュー・エリオットの達成目標研究は、この二つの方向づけが、行動が変わらなくても、神経系が何に備えているかによって、感じ方もパフォーマンスも大きく異なることを示しています。以下は中核となる実践であり、それぞれに、その実践が重要である理由となるレバーと、エビデンスについての正直な評価を添えています。
実践法
- 回避目標を接近目標に言い換える
「失敗しない」を「Xに到達する」に翻訳し、自分のシステムが脅威ではなく目標を狙うようにする。
- 回避目標を駆動している恐れに名前をつける
回避目標が身構えている具体的な失敗シナリオを表面化させる。
- 他者との比較ではなく熟達に向けて方向づける
他者にではなく、自分自身の過去の基準に対して目標を設定する。
- 回避志向を診断的なシグナルとして使う
回避型の枠づけが支配的になっていることに気づいたら、それを性格上の欠陥としてではなく、満たされていないニーズや本物の脅威についてのデータとして扱う。
- 接近目標を実行意図に結びつける
接近目標を特定の「いつ・どこで」の計画に固定し、肯定的な狙いが具体的な引き金を持つようにする。
- 挫折のあとも接近型の枠づけを維持する
うまくいかなかったとき、「失敗はどれくらいひどかったか」ではなく「ここから成功はどう見えるか」と問う。