詳細を加える前に基準率にアンカーを置く

その結果が関連する母集団でどれだけ一般的かから出発し、そこから調整する ― 物語から出発してはいけない。

Why it works

連言錯誤は、正しい手順が逆転していることの症状である ― 生き生きとした描写が先に組み立てられ、それに合わせて確率が逆算される。基準率(この種の結果は実際どれくらいの頻度で起こるか)に先にアンカーを置くと、熟慮的な推論に数値的な土台が与えられ、物語による水増しに抵抗できるようになる。おおざっぱな基準率でも、代表的だが無関係な詳細への感度を大きく下げる ― アンカーが「物語がどれだけ当てはまるか」から「これはどれくらいの頻度で起こるか」へと参照枠を移すためである。

How to do it

  1. 主張の具体的な詳細に取り組む前に、「このカテゴリーの事例のうち、評価しているその結果に当てはまるのはどれくらいの割合か」と自問する。
  2. その基準率を出発点の確率として書き留める。
  3. 具体的な詳細が実際に診断的な情報である場合にのみ、それに基づいて調整する ― 単に整合しているだけでは調整しない。
  4. 詳細が関連していそうに感じても基準率を変えない場合に注意する。

エビデンス

Base-rate neglect is a documented judgment failure, and instruction to attend to base rates partially corrects conjunction errors in trained subjects. Kahneman and Tversky’s work on base-rate neglect directly underpins the conjunction fallacy literature. (observational)

Anchoring on base rates helps but does not fully eliminate the fallacy; the representativeness pull is strong even when subjects know about base rates.

出典

よくある間違い

追加される詳細をすべて診断的な情報として扱い、そのたびに上方修正してしまう ― 詳細は、根底にある頻度を変えなくても物語を完結させることができる。

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