まず量を狙う
多くのアイデアの数を目指す――最良のものはリストの後の方に来る傾向がある。
Why it works
最初に浮かぶアイデアは最も分かりやすく手に入りやすいものだ。独創的なものはさらに先――簡単な既定案を出し尽くした後に現れる。純粋な量を追求することで、分かりやすさの領域を越えて新規な領域へと押し出される。だからこそ、割り当て数を決めることが漠然とした「いくつか考えてみよう」よりも優れているのだ。量は独創性そのものの代わりではなく、独創性への道筋だ。
How to do it
- 具体的で野心的な割り当て数を設定する(「いくつか」ではなく「30個」など)。
- もうアイデアが尽きたと感じる地点を越えて続ける――そこから新規性が始まる。
- このフェーズの目標として量を数える。質は次のフェーズの仕事だ。
エビデンス
アウトプットの量が高品質なアイデアの数を予測するという「等確率」的な観察や、独創性がアイデアの連なりの後半で高まる傾向にあるという発見によって裏付けられている。一般的なパターンとして報告されている。 (observational)
量は良いアイデアの確率を上げるが、何もないところから質を作り出すわけではない。多様なインプットがなければ、より多くのアイデアは単に同じようなものの繰り返しになりうる。
出典
- Parnes, S. J., & Meadow, A. (1959). Effects of "brainstorming" instructions on creative problem solving by trained and untrained subjects. Journal of Educational Psychology, 50(4), 171-176.
- Simonton, D. K. (1997). Creative productivity: A predictive and explanatory model of career trajectories and landmarks. Psychological Review, 104(1), 66-89.
よくある間違い
最初に「これで十分」と思えるアイデアで止めてしまうこと――それはほぼ常に分かりやすい初期のアイデアであり、自分に許した先にあるより独創的なものではない。