メジャーシステムの単語を記憶の宮殿に固定する
各メジャーシステムの単語イメージを場所に配置し、長い数字を順序どおりに取り出せるようにする。
Why it works
空間的な固定点のないメジャーシステムの単語は単なるリストであり、リストは干渉、特に隣接する項目同士の干渉を受けやすい。記憶の宮殿の中の別々の場所にそれぞれの単語イメージを配置することで、順序の問題(ルートが順序を提供する)と干渉の問題(各場所がそのイメージを隣と区別する)の両方を解決する。メジャーシステム(内容の圧縮)と場所法(空間的な足場)の組み合わせが、競技記憶のパフォーマンスの大半の基盤である。
How to do it
- 各2桁の数字をメジャーシステムの単語(またはPAOの場面)に符号化する。
- あらかじめ選んだ記憶の宮殿のルート上の次の場所に、それぞれの単語や場面を配置する。
- ルートを歩いて、各場所の場面をその数字ペアへ読み戻すことで取り出す。
- 取り出した直後に正確さを確認し、失敗した場面は再構築する。
エビデンス
音韻的符号化(メジャーシステム)と空間的符号化(場所法)の組み合わせが、優れた記憶パフォーマンスの基盤である。構成要素となる仕組み――音韻的なチャンキング、空間的なナビゲーションの手がかり、鮮やかなイメージ――はそれぞれ認知研究において独立した支持を得ている。 (mechanistic)
Dresler et al.は訓練を受けたアスリートによる6週間のトレーニングプログラムを用いており、体系的な練習なしの気軽な使用ではずっと小さな効果しか生まない。
出典
- Dresler et al. (2017), mnemonic training reshapes brain networks to support superior memory, Neuron
よくある間違い
空間的な足場なしにメジャーシステムの単語だけに頼ってしまうこと。順番に並んだ単語はやはりリストであり、リストこそがこのシステムが逃れようとしているものである。