人物・行動・物(PAO)システムへ拡張する

2桁の数字それぞれに人物、行動、物を割り当て、大きな数列を圧縮する。

Why it works

PAOは、3つの2桁の数字(6桁分)を、人物が物を使って何か行動をしている、記憶に残る一つの場面に変換する――6つの要素を1つのエピソード的なまとまりに圧縮する。出来事に対するエピソード記憶は、リストに対する記憶よりもはるかに堅牢である。この場面は本質的に行動に基づき、行為者を伴うため、人間が例外的な効率で使う記憶システムである物語処理も引き起こす。

How to do it

  1. 00〜99の各数字に、鮮やかな人物(よく知る人物か有名人)、行動、物を一つずつ割り当てる。
  2. これらは事前に学習され一貫している必要がある――47のPAOは常に同じ人物・行動・物である。
  3. 6桁(例:47-23-81)を符号化するには、47の人物+23の行動+81の物を組み合わせて一つの場面にする。
  4. その場面を記憶の宮殿の一箇所に配置する。

エビデンス

PAOは、数字の記憶において世界記憶記録保持者のほぼ全員が使うシステムである。その仕組みは、チャンキング(6桁を1つの場面に圧縮する)、エピソード的な符号化、鮮やかなイメージを生む行動と物の豊かさに依存しており、いずれも認知心理学において十分に支持されているが、PAOそのものが正式な実験で切り分けられたわけではない。 (mechanistic)

PAOシステムの構築には相当な初期学習(100個の人物・行動・物の組)が必要である。見返りは大きいが、その投資の後に限られており、気軽な記憶には実用的ではない。

よくある間違い

似通った人物や物でPAOシステムを構築し、場面を区別しづらくしてしまうこと。各PAO要素はできる限り独自性が高く、際立っている必要がある。

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