セッションあたりの新規項目数を制限する
一回の学習セッションで導入する真に新しい概念は5〜7個までにする。
Why it works
作業記憶は固定された数の項目を保持する。それがあふれると、項目は長期記憶に符号化されるのではなく失われる。新規の入力を容量の上限より下に保つことで、各項目は次に入ってくる項目に押しのけられるのではなく、処理され、既存の知識に関連づけられ、定着への合理的な機会を与えられる。
How to do it
- 学習セッションの前に、それが導入する本当に新しい概念がいくつあるかを数える。
- その数が7を超える場合は、セッションを分割し、残りを翌日に学ぶ。
- 新しい項目を馴染みのある項目と交互に配置し、作業記憶が既知の題材で休めるようにする。
エビデンス
ミラー(1956)は7±2チャンクという作業記憶容量を特定し、これは今なお認知心理学で最も引用される数字だ。その後の研究(コーワン、2001)は、純粋な作業記憶の真の容量は4項目に近いことを示唆している。より高い数字にはリハーサルやチャンキング自体のような記憶補助が含まれている。 (observational)
正確な数字はチャンクの大きさ、領域の馴染み度、利用可能な記憶補助によって異なる。「新規項目5〜7個」は実用的な目安であり、正確な普遍的限界ではない。
出典
- Miller, G.A. (1956), "The magical number seven, plus or minus two," Psychological Review
- Cowan, N. (2001), "The magical number 4 in short-term memory," Behavioral and Brain Sciences
- Miller, G. A. (1956). The magical number seven, plus or minus two: Some limits on our capacity for processing information. Psychological Review, 63(2), 81-97.
- Cowan, N. (2001). The magical number 4 in short-term memory: A reconsideration of mental storage capacity. Behavioral and Brain Sciences, 24(1), 87-114 (discussion 114-185).
よくある間違い
セッションの長さを認知負荷ではなく時間で判断する(「二時間勉強した」)——まったく馴染みのない題材での二時間のセッションは、時間が終わるずっと前に作業記憶を過負荷にする。