要求-回避サイクルにおける自分の役割を特定する
要求-回避サイクルとは、一方のパートナーが追いかけ、もう一方が退却し、それぞれの動きが相手を煽っていく状態のことで、それを断ち切る第一歩は自分がどちらの役割を演じているかを名付けることだ。
Why it works
要求-回避パターンは自己強化的である――要求する側の追いかけが回避する側の退却を引き起こし、それが要求する側のエスカレーションを引き起こし、それがさらに退却を深める。このサイクルを断ち切るには、両方のパートナーが自分自身を、相手の行動の犠牲者としてではなく、このサイクルの参加者として見る必要がある。正確な役割の特定は、別の動きを選ぶための前提条件である。
How to do it
- 自分の関係の中で繰り返される葛藤を思い浮かべる。誰がその話題を持ち出す傾向にあり、誰がそれを避ける傾向にあるかを書き出す。
- 要求の行動(批判、繰り返しの持ち出し、感情的なエスカレーション)と回避の行動(沈黙、その場を離れる、話題を変える)を特定する。
- 気づく――役割は話題によって逆転するか?(しばしばそうなる――あるトピックでは回避する側が、別のトピックでは追いかける側になる。)
- 自分の主な役割を、責めることなくパートナーに伝える――「私はXについての葛藤では、より追いかける側になりがちだと思う」。
- 相手にも自分の役割を名付けるよう招く。
エビデンス
要求-回避は、カップル研究において最も再現されている相互作用パターンの一つである。行動コーディングを用いた観察研究は、それがリアルタイムのやり取りの中で特定可能であり、縦断的に関係の不満を予測することを示している。 (observational)
ほとんどの要求-回避研究は、女性が要求し男性が回避するというパターンをより一般的に見出しているが、これは平均を反映したものであり、個々のカップルはかなり異なり、パターンはしばしば話題によって逆転する。
出典
- Heavey, Layne & Christensen (1993), Gender and conflict structure in marital interaction, Journal of Consulting and Clinical Psychology
- Christensen & Shenk (1991), Communication, conflict, and psychological distance in nondistressed, clinic, and divorcing couples, Journal of Consulting and Clinical Psychology
よくある間違い
相手の役割だけを特定し、自分自身の役割を見落としてしまうこと――これはサイクルを断ち切るのではなく確証してしまう最も確実な方法である。
IX Coach でこれを実践する
More practices for 要求-回避パターン:追いかけと退却のサイクルを断ち切る
- 回避する側の動き:退却する代わりに近づく
もしあなたが回避する側なら、介入は、要求する側がエスカレートする前に、その場にとどまる――あるいは戻る――ことだ。
- 要求する側の動き:アプローチを和らげる
もしあなたが要求する側なら、回避する側が退却する前に、強さと批判を減らす。
- サイクルをその場で二人一緒に名付ける
要求-回避サイクルを、後からではなく、それが起きている最中に語る練習をする。
- 双方の根底にあるニーズを掘り起こす
要求と回避それぞれが何を守っているのかを見つけ、そのニーズに直接取り組む。
- 要求-回避の圧力を減らすための予定されたつながりの時間
予測可能で低葛藤なつながりの儀式をつくり、要求する側の緊急性と回避する側の脅威反応を減らす。
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