注意を奪う機能を取り除く
ツール自体は残し、スロットマシン的な部分――フィード、いいね、自動再生、通知――を取り除く。
Why it works
多くのアプリは中核機能自体は有用でありながら、アプリ利用時間を最大化するよう設計された可変報酬の機能を組み込んでいる。フィードやバッジ、自動再生、プッシュ通知を取り除くことで、本来の実用性を保ちながら強迫的なループを断ち切ることができ、ツールに操られるのではなく自分がツールを操作できるようになる。
How to do it
- 特にバッジや赤い丸などの必須ではない通知をすべて無効にする。
- フィードブロックの拡張機能や設定を使い、まだ必要なサイトから無限フィードを取り除く。
- 自動再生や「おすすめ」表示をオフにする。
- 可能な場合は、最適化されたアプリではなくブラウザから強迫性の強いアプリにアクセスする。
エビデンス
説得的デザインと可変報酬の仕組みは、行動科学とHCIの文献において十分に文書化されている。トリガーと報酬を取り除くことは、条件づけられた習慣を弱める定石である。 (mechanistic)
これらの機能が注意を引きつける仕組みについては強い根拠が存在する。それらを取り除くことによる個人的な効果は、機構としては理にかなっているが、個人差が大きい。
よくある間違い
フィードをワンタップの距離に残したまま意志力だけで抵抗しようとすること。確実な対処法はきっかけそのものを取り除くことであり、意志力で打ち勝とうとすることではない。
IX Coach でこれを実践する
More practices for デジタルミニマリズムを実践する
- 30日間のデジタル・デクラター
30日間、任意で使えるテクノロジーすべてから離れ、その後は本当に必要なものだけを取り戻す。
- 自分の価値観でテクノロジーをふるいにかける
ある技術を取り入れるのは、自分が深く大切にしているものを強く支え、かつそれを実現する最良の手段である場合だけにする。
- スクロールの代わりに質の高い余暇を取り戻す
スクリーンタイムを減らすだけでなく、手応えのある技能重視の趣味で空いた時間を満たす。
- 孤独を取り戻す
ポッドキャストやオーディオブックも含め、何の入力もない時間を意図的に過ごし、自分自身の考えに向き合う。
- 低価値なデジタルコミュニケーションをまとめて処理する
終日ちびちびと対応するのではなく、テキストメッセージやいいね、簡単な返信を決まった時間帯にまとめて処理する。