振り返りを外在化し積み上げるための学習日記をつける
経験・観察・導き出した原則について定期的に書き、学習サイクルを時間をかけて見えるようにする。
Why it works
学習日記は内省的なサイクルを検索可能な記録として外在化し、個々のサイクルの洞察が次のサイクルの経験に埋もれてしまうのを防ぐ。書くことはまた、純粋な精神的振り返りよりも正確な言語化を強いる:曖昧な感覚が具体的な主張になり、それを比較し、検証し、更新することができる。日記は経験学習プロセスの長期記憶システムである。
How to do it
- 重要な経験の後に書く――簡潔でよい。一貫性が長さに勝る。
- サイクルの構造をテンプレートとして使う:何が起きたか、何を観察したか、どんな原則を導き出したか、何を検証するつもりか。
- 毎週エントリーを見直し、個々のサイクルにまたがるパターンを見つける。
エビデンス
反省的な日誌記法は専門教育において広く用いられている。医学・看護教育における系統的レビューは、構造化された日誌記法が臨床推論と自己認識を改善することを見出しているが、厳密に対照された研究は限られている。 (observational)
効果は日誌記法が構造化されており、日誌が見直されている(単に書かれているだけでなく)場合に最も強く見られる。見直しのない非構造化の書き込みは、より弱いエビデンス基盤しか持たない。
出典
よくある間違い
反省的な日記(観察したこと、導き出したこと、検証しようとしていること)ではなく、出来事の日記(何が起きたか)を書いてしまうこと――物語形式は生産的に感じられるがサイクルを完結させない。
IX Coach でこれを実践する
More practices for コルブの経験学習サイクル:行動と振り返りによって学ぶ
- 重要な経験の後に意図的に振り返る
意味のある出来事の直後、解釈する前に立ち止まって何が起きたか、自分がどう反応したかを観察する。
- 観察したことから一般化可能な原則を引き出す
何が起きたかを観察した後、「この経験はどんな一般的なルールを裏づける、あるいは挑戦するか」と問う。
- 自分の更新されたモデルを新しい状況で検証する
たった今導き出した原則を確認または反証するような小さな実験を設計する。
- サイクルを完全に回す――段階を飛ばさない
自分が習慣的に飛ばしている段階を特定し、意図的に修復する。
- 行動だけでなく前提を検討する
振り返りが繰り返される間違いのパターンを明らかにしたら、それを生み出している根底の信念を探す。