類推ではなく、部分から積み上げて推論する
既存のテンプレートをコピーするのではなく、残した根本要素から解決策を構築する。
Why it works
類推は速いが保守的だ——すでに存在するものと似た形の解決策にしかたどり着けない。根本要素から積み上げる推論は、何も前例に固定されていないため解決策の空間を広げ、現状とはまったく似ていない答えに到達できる。このトレードオフは、デフォルトの重力から抜け出すために努力を差し出すというものだ。
How to do it
- 検証した根本要素だけを取り上げ、普段どう解決されているかを無視して、それらが何を許容するかを問う。
- 根本要素が許容するが慣習が禁じている解決策を生み出す。
- 本当に拘束力のある制約だけを、最後に再導入する。
エビデンス
類推的推論(効率的で前例に縛られる)と根本要素からの推論(遅く、あまり制約されない)の区別に基づく。これは推論においてよく記述された対比であり、成果研究というよりメカニズムとして提示される。 (mechanistic)
類推はしばしば正しい道具であり、効率的で通常は十分だ。第一原理はコストがかかるため、デフォルトが本当に間違っているか行き詰まっている場合にのみ見合う。
出典
- Reasoning literature on analogical transfer vs. from-scratch reasoning
- Gentner, D. (1983). Structure-mapping: A theoretical framework for analogy. Cognitive Science, 7(2), 155–170.
よくある間違い
積み上げて推論しながら、無意識に馴染みのある答えへと誘導してしまい、同じ従来型の解決策にたどり着いてそれに自信を深めるだけで終わること。