言葉だけでなく相手のエネルギーとペースを合わせる
相手を動かそうとする前に、自分の話す速さ、声量、エネルギーレベルを相手に合わせる。
Why it works
相互作用の同調性に関するコミュニケーション研究では、話す速さ、間の取り方、覚醒レベルが似通っている――時間的に同調している――ときに、会話がより自然に感じられ、ラポールが強まることが示されている。エネルギーの不一致で会話に入ること(静かな人に高いエネルギーで、あるいは高強度の会話に低いエネルギーで臨むこと)は摩擦を生み、影響力の妨げになる。相手の現在の状態にまず合わせてから移行するのは、ペーシング・アンド・リーディングの一形態である。
How to do it
- 会話に入るとき、最初の30秒間で相手の速さ、声量、エネルギーレベルを見極める。
- スピードを落としたり、活気づけたり、話を切り替えたりする前に、最初の1分間は相手の現在のレベルに合わせる。
- 文章でのやり取りでは、自分の言い方に切り替える前に、相手のレジスター(カジュアルかフォーマルか)と文の長さを合わせる。
エビデンス
相互作用の同調性に関する研究(Condon と Ogston、1960年代、その後の言語的同調研究)は、同調しているペアがより高いラポール評価と協調性を示すことを明らかにしている。言語スタイルマッチング(LSM)研究(Ireland と Pennebaker、2010)は、自然に生じる言語的な同調が関係の質を予測することを示した。 (observational)
LSMと同調性の研究は相関的なものである。意図的なペーシング・アンド・リーディングが自然に生じる同調と同じラポールを生むかどうかは、あまり研究されていない。
出典
- Ireland & Pennebaker (2010), Language style matching in writing: Synchrony in essays, correspondence, and poetry, Journal of Personality and Social Psychology
よくある間違い
ペーシング・アンド・リーディングを急ぎすぎること――相手の低いエネルギーに10秒だけ合わせてから急に高いエネルギーに切り替え、ついてくることを期待する。これは「おとり商法」のように受け取られる。
IX Coach でこれを実践する
More practices for ミラーリングとマッチングを実践する
- 相手が言った最後の言葉を繰り返す
最後の1〜3語を質問のように繰り返し、そのあと黙る。
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カメレオン効果とは、関わる相手の癖・姿勢・話し方を無意識に模倣することであり、自動的に起こるものである。意図的にそれを行おうとすると効果が壊れる。
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