コミットメントのカテゴリごとに明示的な「ノー」リストを維持する

要求のカテゴリ全体をあらかじめ断ることにコミットしておき、個々のイエスがより高いハードルをクリアすることを強いる。

Why it works

あらかじめコミットしたポリシーがなければ、届く依頼はすべてその都度新たに評価され、受け入れることの機会費用はその瞬間には見えない。常設の「ノー」リストはコミットメント装置である:機会費用の分析を(リストを作る際に)一度だけ行い、コストが最も見えにくくなる社会的圧力の下で繰り返し行わずに済む。

How to do it

  1. 先月のカレンダーを見直し、費やしたコストより価値が少なかったコミットメントを列挙する。
  2. それぞれが属するカテゴリを特定する(例:「委員会に参加すること」「議題のない状況報告会議への出席」)。
  3. 各カテゴリに対して簡潔な「ノー」ポリシーを書く:「具体的な成果物を特定できない限り委員会には参加しない」。
  4. それらのカテゴリに新しい依頼が来るたびに、決める前にこのリストを参照する。

エビデンス

プレコミットメント装置は行動経済学の研究に支持されている:ポリシーを事前にコミットすることで、機会費用が最も見えにくい社会的圧力の瞬間から決断を切り離すことができる。実行意図に関する研究がこの形式を支持している。 (mechanistic)

プレコミットメントは、ポリシーが曖昧さのないほど正確に定められている場合に最もよく機能する。曖昧なルールはケースバイケースの決断に逆戻りしてしまう。

出典

  • Ariely & Wertenbroch (2002), procrastination, deadlines, and performance, Psychological Science

よくある間違い

「ノー」リストを、実際に最も一貫して時間を無駄にしてきた過去のコミットメントからではなく、抽象的な価値観(「集中する時間を大切にする」)から作ってしまうこと。

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