恩恵の発見と有害なポジティブさを区別する
本物の良さを見出しているのか、単に無理にでも大丈夫だと思い込もうとしているだけなのかを確認する。
Why it works
恩恵の発見は、恩恵が本物であり、痛みも同時に認められているときに役立つ。それが前向きであることを強いる要求へと転じ、本物の苦痛を無効化してしまうとき、害になる。この見分けをつける力を養うことは、この実践が抑圧へと変質するのを防ぐ。研究は抑圧がより良い結果ではなく悪い結果と結びつくことを示している。
How to do it
- 「明るい面」を見つけたと思ったら、こう問う――「これは本当か、それともつらい感情を避けようとしているだけか?」
- まず、リフレーミングに急がず、つらい感情に十分な余地を与える。
- その誠実さを経た恩恵だけを残す――無理に作られたものは手放す。
エビデンス
感情調整の研究では、表出の抑制や回避的コーピングが悪い適応と関連づけられる一方、受容に基づくアプローチはより良い結果を示しており、本物の恩恵の発見と無理に作られたポジティブさの区別を支持している。 (observational)
リフレーミングと回避の境界は微妙であり得る。基準は、そのリフレーミングが感じることと行動することを可能にするか、それとも感じることを封じてしまうかである。
出典
- Gross, emotion-regulation research (suppression vs reappraisal); acceptance-based coping literature
よくある間違い
「良い面を探す」ことを、悲しみや怒りに一度も向き合わないための方便にしてしまうこと――これはより親しみやすい装いをした抑圧であり、苦痛を長引かせがちである。