一括投資かDCAかを正直な数字で決める

まとまった資金が入ったら、待つ理由が数学的ではなく行動的なものである限り、全額を投資する。

Why it works

一括投資は歴史的なケースのおよそ3分の2でDCAに勝る。なぜなら株式市場は下落するより上昇する時間の方が長く、投資を待つために現金を保有することには期待される機会費用があるからだ。ほとんどの人がまとまった資金をDCAする本当の理由は、市場のピークで投資することへの恐怖だ。これを合理的な戦略ではなく損失回避の反応として名付けることで、フレームが変わる:数字を知りながら、感情面のリスク管理としてDCAを選ぶことができる。

How to do it

  1. 自分の市場における一括投資対DCAの歴史的パフォーマンスデータを調べる(バンガードが公開している)。
  2. 全額を今投資することの感情的コストを見積もる:もし20%の即時の下落で売ってしまうなら、DCAが正しい選択だ――ただしそれは数学的なものではなく行動的なものであると自覚しておく。
  3. DCAするなら、3〜6か月の固定スケジュールを決め、市場の動きに関わらずそれにコミットする。

エビデンス

米国、英国、オーストラリアの市場を対象としたバンガードの調査によると、一括投資は12か月DCAをおよそ3分の2の確率で上回り、優れたリターンは平均で2〜3パーセントポイントだった。 (observational)

一括投資の優位性は、変動を通じて保有し続けることを前提としている。一括投資後の急落で売ってしまうなら、行動的なコストが数学的な利得を上回る。

出典

よくある間違い

まとまった資金がある場合にDCAを数学的に最適だと扱ってしまうこと――そうすることで、規律正しくしていると自分に言い聞かせながら、期待リターンをテーブルの上に置いていってしまう。

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