熟達を漸近線として追求する
上達すること自体をゴールとして扱う——決して完全には到達しないと知りながら。
Why it works
ピンクは熟達を、本質的に動機づけるものでありながら漸近的なものとして描く——近づくことはできても、決して完全には到達できない。それこそが熟達を魅力的なものにし続けている理由だ。ゴールラインではなく改善そのものに向き合うことは、常に次の一歩があること、そして実感される進歩そのものが報酬であることによって、努力を持続させる。
How to do it
- 自分にとって意味のある技能を選び、「終わること」ではなく「上達すること」を定義する。
- 進歩が見えるように、時間をかけて改善を追跡する。
- 苛立ちや停滞は熟達の一部であり、やめるべきサインではないと受け入れる。
エビデンス
熟達の動機づけの力は、有能感のニーズ充足に関する研究や、達成研究において持続と結びつく熟達(対パフォーマンス)目標志向と一致する。 (observational)
目標志向についての知見は場所によってばらつきがあり、大部分は相関的だ。ピンクの「漸近線」という枠組みは比喩であり、測定された構成概念ではない。
出典
- Payne, S. C., Youngcourt, S. S., & Beaubien, J. M. (2007). A meta-analytic examination of the goal orientation nomological net. Journal of Applied Psychology, 92(1), 128-150.
- Ryan, R. M., & Deci, E. L. (2000). Self-determination theory and the facilitation of intrinsic motivation, social development, and well-being. American Psychologist, 55(1), 68-78.
よくある間違い
実際の上達ではなく、有能に見えること(今すぐ良く見えること)を追いかけること——それは困難で成長を生む課題を避けることにつながる。