抽象的なアイデアに具体的なイメージを与える
自然な視覚を持たないアイデアに、生き生きとした心的イメージを発明する。
Why it works
抽象的な概念はデフォルトで言語のみの保存になる——より弱い単一のチャンネルだ。具体的なイメージ——たとえ恣意的だったり突飛だったりしても——を意図的に発明することで、そうでなければ持ちえなかった視覚的な痕跡をアイデアに与えられる。具体的でイメージしやすい素材は、抽象的な素材よりも確実によく記憶され、自分で生成したイメージはそのリンクを個人的でしっかりしたものにする。
How to do it
- 抽象的な用語について、それを表す具体的な場面や物を発明する。
- イメージは生き生きとして具体的、そして少し誇張気味にし、記憶に残りやすくする。
- 概念が必要になったときはまずイメージを想起し、そのあとでその意味を解きほぐす。
エビデンス
具体性効果とイメージ効果は記憶研究でよく裏づけられている——具体的でイメージしやすい単語や自分で生成した心的イメージは、抽象的な言語素材よりもよく想起される。これはデュアルコーディング理論の中核的な予測だ。 (rct)
イメージはそのリンクの記憶を助けるが、選んだ絵が概念を誤って表していると意味を歪めることがある。イメージは実際のアイデアを指し示すものでなければならない。
出典
- Paivio (1971), dual coding theory (concreteness and imagery effects)
よくある間違い
抽象的な素材は「とにかく丸暗記するしかない」と結論づけ、言葉で力任せに覚え込むこと——それでは第二のチャンネルを与える具体的なイメージを作り出すことをしていない。