一番難しいタスクを最初にやる
自分にとって最も重要で最も気の重いタスクを、何よりも先に一日の最初に取り組む。
Why it works
自制心と判断の質は限られた資源に依存しており、一日を通じて、また繰り返しの意思決定を通じて枯渇していく。だから一番難しいタスクは、その資源が最も豊富な早い時間帯が一番やりやすい。気の重いタスクを最初に終わらせることは、そうでなければ一日中注意を消耗させる低レベルの気重さも取り除き、早い時点での達成感がその後すべてに向けた勢いを生む。
How to do it
- 前日の夜に、自分が最も避けたくなるタスクを一つ特定する。
- メールや会議の前、エネルギーが最も高い一日の最初に取りかかる。
- 終わるか、大きく前進するまで止めない。
エビデンス
意志力と判断の質が一日を通じて低下するという研究、そして多くの人にとって認知パフォーマンスは早い時間帯にピークを迎えることが多いという知見と一致する。パッケージ化されたルールとしての「カエルを最初に」というプロトコル自体は直接検証されていない。 (mechanistic)
自我消耗の文献は議論があり、再現性もまちまちだ。クロノタイプ(体内時計のタイプ)も人によって異なるため、「最初にやる」ことが誰にとっても普遍的にピークとは限らない。ただ、方向性としてのポイント——ピーク時に難しいタスクをやる——は成り立つ。
出典
- Danziger, S., Levav, J., & Avnaim-Pesso, L. (2011). Extraneous factors in judicial decisions. Proceedings of the National Academy of Sciences, 108(17), 6889-6892.
- Baumeister, R. F., Bratslavsky, E., Muraven, M., & Tice, D. M. (1998). Ego depletion: Is the active self a limited resource? Journal of Personality and Social Psychology, 74(5), 1252-1265.
- Schmidt, C., Collette, F., Cajochen, C., & Peigneux, P. (2007). A time to think: Circadian rhythms in human cognition. Cognitive Neuropsychology, 24(7), 755-789.
よくある間違い
「勢いをつける」ために簡単な雑用から始めてしまうこと——最も新鮮な注意力を些末なことに使ってしまい、疲れた頃にカエルが残ってしまう。