欲求と嫌悪を鍛える
自分の力が及ぶものだけを望み、自分の力が及ぶものだけを嫌え — そうすれば挫かれることがない。
Why it works
エピクテトスは、外的なものへ向けられた欲求と嫌悪は必ず不満を保証すると論じる。外的なものは私たちに従わないからだ。欲求を自分自身の正しい行動へ、嫌悪を自分自身の悪徳へと向け直すことは、両方を達成可能なものにする。なぜならそれらは自分の力の中にあるからだ。世界がコントロールするものによって自分の平穏を人質に取られることをやめられる。
How to do it
- 欲求や恐れに気づいたら、その対象が自分の力の及ぶものかどうかを確認する。
- そうでなければ、それを要求から選好へと格下げする(「これを好むが、それを当然の権利として持っているわけではない」)。
- 本当の欲求はよく行動することへ、本当の嫌悪は悪く行動することへ向ける。
エビデンス
期待と幸福感に関する研究(結果への硬直した要求は柔軟な選好よりも大きな苦悩を予測する)や、コントロールできない出来事への受容ベースのアプローチと関連している。具体的な欲求・嫌悪の鍛錬は、これらの哲学的パッケージ化である。 (mechanistic)
直接検証されたものではなくメカニズムに基づいている。極端に取ると、「外的なものを何も欲するな」は健全な望みの抑圧に転じかねない。エピクテトスが標的にしているのは要求であって、選好ではない。
出典
- Vîslă, A., Flückiger, C., Grosse Holtforth, M., & David, D. (2016). Irrational Beliefs and Psychological Distress: A Meta-Analysis. Psychotherapy and Psychosomatics, 85(1), 8–15.
- David, D., Cotet, C., Matu, S., Mogoșe, C., & Stefan, S. (2018). 50 years of rational-emotive and cognitive-behavioral therapy: A systematic review and meta-analysis. Journal of Clinical Psychology, 74(3), 304–318.
よくある間違い
これを「何も気にかけるな」と聞いてしまうこと。指示は、自分の力の及ばない結果に自分の平穏を賭けるのをやめよということである。選好することは構わない。要求することが罠である。
IX Coach でこれを実践する
More practices for 実践の手引きとしてのエンケイリディオン
- 自分の力が及ぶものを仕分ける
エピクテトスの最初で中心的な動き:すべてを自分の力の及ぶものと及ばないものに分ける。
- 印象に同意する前に一呼吸置く
鮮明な印象が襲ってきたら、それを信じる前に「お前は単なる印象だ」と言う。
- 私たちを乱すのはものではない
「人は物事によってではなく、物事についての自分の判断によって乱される」
- 自分の役割をよく演じる
あなたは与えられた役を演じる俳優である。あなたの唯一の仕事はそれをよく演じることだ。
- 留保条項をつけて行動する
計画に完全にコミットせよ。ただし「運命が許せば」を加えよ — そうすれば阻まれた結果があなたを壊さない。
- 他人の自分に対する意見を手放す
他人の軽蔑は彼らの判断であって、自分のことではない — 自分の振る舞いだけが自分が気にかけるべきものだ。
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