私たちを乱すのはものではない
「人は物事によってではなく、物事についての自分の判断によって乱される」
Why it works
エピクテトスの最も引用される一節は、苦悩を出来事にではなく、それに付与された意見に位置づける。だからこそ同じ状況が、ある人を打ちのめし、別の人にはほとんど触れない。判断は自分のものだから編集可能である。出来事はしばしばそうではない。したがって判断を見つけて修正することが、介入するために最もてこの効く場所である。
How to do it
- 動揺したとき、剥き出しの出来事と、それに下した評決を分ける。
- 判断を明示的に名づける(「これは私が失敗者だという意味だ」「これは耐えられない」)。
- その判断が正確で有用かを問い、そうでなければ修正する。
エビデンス
これはほぼそのまま、CBTの背後にある認知モデルである:(出来事ではなく)思考が感情を動かし、歪んだ思考を修正することが感情を変える。そのモデルは臨床的に幅広く裏づけられている。 (clinical)
強いエビデンスは、この一節が先取りしているCBTの認知モデルに対するものである。格言そのものは哲学的なものである。一部の出来事(トラウマ、本当の喪失)は再評価以上のものを必要とする。
出典
- Hofmann, S. G., Asnaani, A., Vonk, I. J. J., Sawyer, A. T., & Fang, A. (2012). The Efficacy of Cognitive Behavioral Therapy: A Review of Meta-Analyses. Cognitive Therapy and Research, 36(5), 427–440.
- Gross, J. J., & John, O. P. (2003). Individual differences in two emotion regulation processes: Implications for affect, relationships, and well-being. Journal of Personality and Social Psychology, 85(2), 348–362.
よくある間違い
これを「あなたの感情は無効だ」あるいは「ただ前向きに考えろ」と聞いてしまうこと。要点は判断が検証可能で変更可能だということであり、痛みがあなたのせいだということではない。
IX Coach でこれを実践する
More practices for 実践の手引きとしてのエンケイリディオン
- 自分の力が及ぶものを仕分ける
エピクテトスの最初で中心的な動き:すべてを自分の力の及ぶものと及ばないものに分ける。
- 印象に同意する前に一呼吸置く
鮮明な印象が襲ってきたら、それを信じる前に「お前は単なる印象だ」と言う。
- 自分の役割をよく演じる
あなたは与えられた役を演じる俳優である。あなたの唯一の仕事はそれをよく演じることだ。
- 欲求と嫌悪を鍛える
自分の力が及ぶものだけを望み、自分の力が及ぶものだけを嫌え — そうすれば挫かれることがない。
- 留保条項をつけて行動する
計画に完全にコミットせよ。ただし「運命が許せば」を加えよ — そうすれば阻まれた結果があなたを壊さない。
- 他人の自分に対する意見を手放す
他人の軽蔑は彼らの判断であって、自分のことではない — 自分の振る舞いだけが自分が気にかけるべきものだ。
関連する概念
- 実践としてのストイシズム
The six exercises that turn the philosophy into a daily discipline
- 『自省録』——マルクスが実際に実践したこと
The emperor’s private exercises, turned back into a daily discipline
- セネカの時間論を実践する
Treating time as the only wealth you can’t earn back
- 『これが自分に必要な試練だった』と思える生き方
Perception, action, and will — turning what’s in the way into the way
- プレメディタティオ・マロルム 徹底解説
The variants of negative visualization, and how to run each one safely