堂々とした姿勢を取り入れて主観的な自信を変える
「パワーポーズ」ではなく、背筋を伸ばした開いた姿勢が、たとえホルモンの主張が成立しなかったとしても、より高い自己報告の自信と確実に相関する。
Why it works
身体化された認知の研究は、身体の状態と精神の状態の間の双方向のつながりを示している。身体は感情を表現するだけでなく、部分的にそれを構成する。うなだれた縮こまった姿勢は服従的で敗北的な認知状態を活性化させ、背筋を伸ばした開いた姿勢は接近動機づけと資源の評価と関連づけられる。そのメカニズムは固有受容感覚と内受容感覚によるものであり、脳は姿勢のシグナルを現在の状況と準備の証拠として読み取る。
How to do it
- 重要な場面の前に、背筋を伸ばし肩を後ろに下げ、頭を水平に保ち、足を地面につけて立つか座るかで二分間過ごす。
- 腕を組むのではなく開いておく——腕を組まないことは自己報告の不安を減らす。
- もとの研究にあった劇的な大の字ポーズは試みない——行動への効果は普通の背筋を伸ばした開いた姿勢から来る。
- この二分間の後、自分の準備度の評価がどう変化するかに気づく。
エビデンス
堂々とした姿勢は、複数の研究において、より高い自己報告の自信と接近状態と相関している。メタ分析的な全体像は中程度で混在している。ホルモンの主張(テストステロン上昇、コルチゾール低下)は事前登録された研究では再現しなかった。 (observational)
ホルモンのメカニズムは、十分な検出力を持つ事前登録された研究では再現に失敗した。心理的な結果(自己報告の自信)は、もとの論文が主張したよりも小さく、より一貫性を欠く効果を示す。有用な結論は、TEDトークが示唆したものよりもはるかに控えめである。
出典
- Cuddy, Schultz & Fosse (2018), P-curving a more comprehensive body of research on postural feedback reveals clear evidential value for power posing effects on psychological outcomes, Psychological Science
- Ranehill et al. (2015), assessing the robustness of power posing — no effect on hormones, Psychological Science
よくある間違い
公共の場で劇的で誇張された「パワーポーズ」を使ってしまうこと——支配的なボディランゲージに対する他者の受け止め方はしばしばネガティブであり、自分自身への効果は誇張された広がりを必要としない。
IX Coach でこれを実践する
More practices for パワーポージングを再検証する
- 姿勢を含む本番前のルーティンをつくる
姿勢を含む一貫した本番前のルーティンは、単一の要素よりも確実に不安を減らしパフォーマンスを改善する。
- 脅威となる評価の前に価値観に基づく自己肯定を使う
脅威となる評価の前に、評価される領域とは無関係な、自分にとって大切な価値観について10分間書く。
- 「なりきることでなる」という主張を正確に理解する
自信を持続的に行動で練習すること——そのつもりで振る舞うこと——は、ポーズの持続時間ではなく達成経験を通じて、時間をかけて本物の自己効力感を築きうる。
- 自信への取り組みを、自分の実際の立ち位置についての正直で正確な評価と組み合わせる
正確な自己評価を伴わない自信は過信である——目標は自信を高めることではなく、較正された自己信念である。
- 声のペースとトーンを、実践しやすいリアルタイムの自信のレバーとして使う
ゆっくり、適度な音量で、意図的な間を持って話すことは、聞き手に自信を伝える——そして部分的には自分自身にも。