望ましい未来——問題が解決したときの人生を描く

物事がうまくいっているとき、人生がどう見えるかを、具体的で行動レベルの詳細で描写してもらう。

Why it works

鮮明に描かれた望ましい未来は、脳が方向づけできる目標状態を作り出す——そしてそれを行動レベルの詳細で描写する行為は、クライアントに自分のゴールを、抽象的な目標の言明(「幸せになりたい」)では決して達成できない形で操作化することを求める。この描写はまた、クライアントの人生の中で既に望ましい未来に似ているものを浮かび上がらせ、例外を見えるようにする。未来の状態に向かって方向づけることは接近動機を活性化させる。これは問題から遠ざかる動機よりも持続可能である。

How to do it

  1. 問う。「物事がうまくいっているとしましょう——完璧ではなくても、本当にうまくいっているとしたら。何が変わっているでしょうか?」
  2. 抽象的な答え(「もっと気分が良くなる」)が返ってきたら、行動レベルの具体性を促す。「何をしているでしょうか? 誰がそれに気づくでしょうか? どうやって分かるでしょうか?」
  3. 最初に目に見える小さな兆候について問う。「物事がその方向に動き始めている最初の小さなサインは何でしょうか?」
  4. 望ましい未来にとどまり、それを鮮明で信じられるものにするのに十分な時間をかける。
  5. すぐに「どうやってそこにたどり着くか」に移らない——まず未来を完全に描写させる。

エビデンス

具体的な望ましい未来への方向づけは、実行意図に関する研究とメンタル・コントラスティング(エッティンゲン)の研究と一致している。SFBTのアウトカム研究は、望ましい未来への焦点づけが良好な治療成果と関連していることを示しているが、他のSFBTの要素から切り離すことはできない。エッティンゲン、パック、シュネッター(2001)は、望ましい未来を現在の現実と鮮明に対比させることが、自由に浮かぶ空想を拘束力のある目標コミットメントへと変換するものであることを実験的に示しており、メンタル・コントラスティングと実行意図を組み合わせた研究のメタ分析は、目標達成に対する信頼できる効果を確認している。 (observational)

望ましい未来の技法はSFBTのパッケージに組み込まれており、その独立した寄与は対照試験で切り分けられていない。

出典

よくある間違い

抽象的な答え(「もっと気分が良くなる」)を受け入れてしまい、観察可能で行動レベルの具体性を求めないこと——曖昧な望ましい未来は、有用な牽引力を何も生まない。

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