内部視点を信頼する前に外部視点を確認する
自分の特定の状況についてのストーリーを信頼する前に、類似した状況が過去にどう推移したかを問う。
Why it works
内部視点──自分の特定の状況について語るストーリー──は、鮮明な詳細を体系的に過大評価し、基準率を過小評価する。外部視点──比較可能な状況が実際にどう推移したか──はその修正だ。両方を組み合わせることはどちらか一方よりも正確だが、内部視点がデフォルトで支配的なため、外部視点は能動的に求めなければならない。
How to do it
- 成功確率を見積もる前に、参照クラスを見つける:「こういうタイプのプロジェクト」。
- そのクラスが実際にどう推移したかを調べる──なぜこれが違うのかについての自分のストーリーではなく。
- 基準率から確率の見積もりを始め、具体的な特徴に応じて控えめに調整する。
- この状況が特別だと最も確信しているときほど、基準率により重みを置く。
エビデンス
参照クラス予測は、カーネマンとトベルスキーの計画錯誤研究、およびフリュヴビヤのインフラプロジェクトの大規模サンプル分析によって検証されている。これらは一貫して、基準率のアンカリングが修正したであろう過度な楽観主義を示している。 (observational)
基準率にはよく定義された参照クラスが必要だ。それを不適切に定義すると誤った基準率が持ち込まれ、内部視点よりも悪い結果になりうる。
出典
- Kahneman & Tversky (1979), planning fallacy and the inside view
- Flyvbjerg (2006), "From Nobel Prize to Project Management", Project Management Journal
よくある間違い
基準率を見つけ、それを認めながらも、「この状況は本当に違う」という理由ですべて自分の内部視点に戻ってしまうこと。
IX Coach でこれを実践する
More practices for ベットする思考
- 決定の質を結果から切り分ける
良い決定が悪い結果を生むこともあれば、悪い決定が良い結果を生むこともある──それらを混同しない。
- 確実性ではなく確率で考える
「これは起こると思う」を「70%の確率でこれが起こると思う」に置き換える。
- コミットする前にプレモーテムを行う
その決定がすでに失敗したと想像する──そしてなぜかを問う。
- 新しい情報が届いたら明示的に信念を更新する
新しい情報を、古い確率の確認としてではなく、修正した確率を表明する理由として扱う。
- あなたに反論してくれる真実追求のグループを見つける
関係の中で自分の役割が、あなたを検証することではなく、あなたの推論に挑戦することである人々に囲まれる。
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