時間を味わい、より豊かに感じさせる
活動に完全に没頭することで、時間が速く過ぎるだけでなく、より充実して感じられるようにする。
Why it works
急ぐことと注意の分散は、時間を乏しく忘れやすいものに感じさせる。味わうこと──体験に完全に注意を向けること──は、時間の体感を遅くし、同じ時間から得られる満足感を増やす。タイム・アフルエンスは部分的に知覚的なものであり、どう注意を向けるかが、自分の時間がどれだけ豊かに感じられるかを変える。
How to do it
- 毎日1つの活動を選び、マルチタスクなしで完全な注意を払って行う。
- 意図的にゆっくりし、体験の詳細に気づく。
- 記録したり急いだりすることに抵抗し、それを唯一の行っていることにする。
エビデンス
味わうことと現在の瞬間への注意は、ポジティブ心理学とマインドフルネス研究において、より高い幸福感と関連づけられており、心のさまよいはより低い瞬間的な幸福感と関連している。キリングスワースとギルバート(2010)は、何千人もの人からリアルタイムの体験をサンプリングし、心はほぼ半分の時間さまよっており、そのさまよいは不快な活動中でさえより低い幸福感を予測することを発見した。 (observational)
現在への注意と幸福感の関連はよく再現されているが相関的だ。味わうことが具体的に体感的な時間的豊かさを高めるかどうかは、直接の発見というより、理にかなった拡張だ。
出典
- Killingsworth & Gilbert (2010), a wandering mind is an unhappy mind, Science
- Killingsworth, M. A., & Gilbert, D. T. (2010). A Wandering Mind Is an Unhappy Mind. Science, 330(6006), 932.
よくある間違い
純粋に活動を減らすことだけで時間的豊かさを感じようとする一方で、残した活動を注意散漫に急いで行い続けること。それでは時間はやはり薄っぺらく感じられる。