行動実験
何かを実際に行い、実際に何が起こるかを観察することで信念を検証する。
Why it works
恐怖を言葉で説き伏せようとすることは弱い薬であり、実体験は強い。行動実験は、信念(「発言したら恥をかくだろう」)を反証可能な予測に変え、それを現実の中で実行する。直接的で一人称の反証は、脳が経験された証拠を強く重みづけるため、言語的な推論よりもはるかに耐久性のある形で信念を更新する。
How to do it
- 信念を、観察可能な結果を伴う具体的な予測として述べる。
- それを検証する小さな現実世界の行動を設計する。
- 何が起こると予想するかを事前に正確に予測する。
- 実行し、実際に何が起こったかを記録し、予測と比較する。
エビデンス
行動実験はCBTの中核的な技法であり、エクスポージャーに強い試験的裏づけを与えているのと同じ反証のメカニズムを拡張したものである。エビデンスに基づくプロトコルにおいて標準的なものである。 (clinical)
1回の実験は1つのデータ点にすぎない。長年かけて築かれた信念には繰り返しの検証が必要であり、その実験は確証するように仕組まれたものではなく、公正な検証でなければならない。
よくある間違い
事前に予測を書き留めず、あとから歴史を書き換えてしまうこと(「大丈夫だとわかっていた」)――それによって反証となる証拠が決して定着しない。