思考を支持する証拠と反する証拠を検討する

思考を仮説として扱い、両サイドの実際の証拠を見つける。

Why it works

自動思考は、推論によって構築されるのではなく記憶から取り出されるため、自明に真実であるように感じられる――そして記憶は、その思考の結論と一致する情報を選択的に表面化させる。思考に反する証拠を意図的に列挙することは、この確証バイアスに対抗する。心に反証となる事例を探させることを要求するからであり、それが歪んだ解釈の主観的な信憑性を減らす。

How to do it

  1. 「この思考を支持する証拠」と「この思考に反する証拠」という2つの列を引く。
  2. できる限り正直に両方の列を埋める――まず支持する列から始め、思考を早まって退けないようにする。
  3. 両方の列を確認したあと、元の思考の信憑性を評価する(0〜100)。

エビデンス

証拠の検討は認知再構成の中心的な技法であり、CBTのエビデンス基盤の中で十分に検証されている。うつと不安に対するCBTのメタ分析は一貫して中〜大の効果(d = 0.7〜1.2)を示しており、認知再構成の技法は重要な有効成分と評価されている。江澤とホロンによるメタ分析のレビューは、認知再構成そのものを心理療法の成果への特定の貢献要因として切り分け、証拠検証のステップがそのパッケージの中に位置を占めるという主張を強めている。 (rct)

効果量はパッケージとしてのCBTについてのものであり、証拠検証のステップの貢献を切り分けることは分解研究において方法論的に難しい。

出典

よくある間違い

「反する」列を、実際の過去の証拠(「前回準備したときはうまくいった」)ではなく、希望的観測(「うまくいくかもしれない」)だけで埋めてしまうこと――これは思考の信憑性を変化させない。

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