長期プロジェクトには「少しずつ、頻繁に」というアプローチを使う
大きなプロジェクトは、マラソンのようなセッションのために取っておくのではなく、毎日少しずつ削り取っていく。
Why it works
大きなプロジェクトは、決して訪れることのない稀な大きな時間ブロックのために取っておかれると停滞する。毎日少しずつ取り組むことは、プロジェクトを記憶の中で活性化した状態に保ち(毎回のセッションの再オリエンテーションコストを減らす)、一貫した小さな進捗を通じて勢いを築き、大きなプロジェクトが何日も手つかずのままだと蓄積する不安を防ぐ。
How to do it
- たとえ15〜20分だけであっても、各主要プロジェクトのための短い毎日のスロットをクローズドリストに入れる。
- その時間を使って、そのプロジェクトにおける最小限の意味のある前進を作る。
- 各セッションの終わりに、正確にどこで止めたかをメモし、翌日の再開が即座にできるようにする。
- 一貫した毎日の接触が積み重なることを信じる――「ちゃんとした」ブロックを待たない。
エビデンス
創造的・認知的な仕事における一貫した毎日の努力の役割についての研究と整合的だ:毎日執筆した作家は、まとめ書きした作家よりも多くを生み出し、行き詰まりを感じることが少なかった。前進の心理的な恩恵は、進捗の原則に関する研究と整合的だ。 (observational)
一部のタスクは、成果を出す前に長時間の没入を必要とする。「少しずつ、頻繁に」アプローチは、短いセッションで目に見える前進ができるプロジェクトに最も適している。
出典
- Amabile & Kramer (2011), The Progress Principle, Harvard Business Review Press (small daily wins sustain intrinsic motivation)
- Amabile, T. M., & Kramer, S. J. (2011). The power of small wins. Harvard Business Review, 89(5), 70-80.
よくある間違い
毎日の進捗を些細なものとして扱い、何時間も続いたセッションだけを「本物の」仕事と数えてしまうこと――それによりプロジェクトは来週へと押し出され続けてしまう。
IX Coach でこれを実践する
More practices for ドゥー・イット・トゥモローを実践的に理解する
- 締め切られた一日のリストから作業する
その日が始まる前に今日のタスクリストを書き、その後は新しい項目を加えることを拒否する。
- 新しい依頼を既定で明日に回す
本当に緊急でない限り、新しい仕事は今日ではなく明日へ回す。
- 毎日繰り返す行動をまとめて処理する
日常的なタスクを一貫したまとまりにグループ化し、一日の残りを断片化しないようにする。
- 「やる」リストと「やるべき」リストを分ける
実際にコミットする締め切られた毎日の「やる」リストとは別に、マスターの「やるべき」リストを保つ。
- バックログを体系的に処理する
古い未完了のタスクを、永遠に優先順位をつけ直し続けるのではなく、順番に処理していく。
- 自分のコミットメントを監査し再交渉する
自分が同意してきたことを定期的に見直し、できないことを正直に排除する。