毎日繰り返す行動をまとめて処理する
日常的なタスクを一貫したまとまりにグループ化し、一日の残りを断片化しないようにする。
Why it works
繰り返し発生する義務(メール、メッセージ、事務作業)は複雑さは低いが頻度が高く、継続的に処理すると絶え間ないタスク切り替えによって注意が断片化される。それを1日の中の決まった時間帯にまとめることで、多くの小さな切り替えを1回に集約し、今日のリストにある仕事のためのより長く途切れない注意の時間を守ることができる。
How to do it
- 他に何が起きていても毎日処理する繰り返しのタスクを特定する。
- それらに固定され区切られた時間帯を割り当て、まとめて一度に処理する。
- その時間帯以外では、届いた個別のものにすぐ反応せず先送りする。
- 一日の残りを今日のリストのための非反応的な時間として守る。
エビデンス
注意残留とタスク切り替えに関する研究と整合的だ:切り替えにはそれぞれコストがかかり、まとめて処理することは事務作業の単位あたりの切り替え回数を減らす。ソフィー・ルロワの注意残留の発見が直接関連する。 (observational)
メールやメッセージのまとめ処理は自律的な役割ではより容易だ。協働性の高い役割や顧客対応の役割は構造的な制約に直面する可能性がある。
出典
- Leroy (2009), "Why is it so hard to do my work?", Organizational Behavior and Human Decision Processes
- Leroy, S. (2009). Why is it so hard to do my work? The challenge of attention residue when switching between work tasks. Organizational Behavior and Human Decision Processes, 109(2), 168-181.
- Rubinstein, J. S., Meyer, D. E., & Evans, J. E. (2001). Executive control of cognitive processes in task switching. Journal of Experimental Psychology: Human Perception and Performance, 27(4), 763-797.
よくある間違い
原則としてはまとめて処理しているのに、デスクトップ通知を残していて、結局それがきっかけで見てしまうこと――正式な切り替えのコストなしに、中断のコストだけを再現してしまう。
IX Coach でこれを実践する
More practices for ドゥー・イット・トゥモローを実践的に理解する
- 締め切られた一日のリストから作業する
その日が始まる前に今日のタスクリストを書き、その後は新しい項目を加えることを拒否する。
- 新しい依頼を既定で明日に回す
本当に緊急でない限り、新しい仕事は今日ではなく明日へ回す。
- 長期プロジェクトには「少しずつ、頻繁に」というアプローチを使う
大きなプロジェクトは、マラソンのようなセッションのために取っておくのではなく、毎日少しずつ削り取っていく。
- 「やる」リストと「やるべき」リストを分ける
実際にコミットする締め切られた毎日の「やる」リストとは別に、マスターの「やるべき」リストを保つ。
- バックログを体系的に処理する
古い未完了のタスクを、永遠に優先順位をつけ直し続けるのではなく、順番に処理していく。
- 自分のコミットメントを監査し再交渉する
自分が同意してきたことを定期的に見直し、できないことを正直に排除する。