手順ではなく成果を委任する
「完了」がどう見えるか、そしてそれがなぜ重要かを定義し、やり方は本人に任せる。
Why it works
結果とその目的を明示することは、その人に明確なターゲットと、現実があなたの想定した計画から逸れたときに良いトレードオフの判断をするための文脈の両方を与える。代わりに手順を指示することは、その人の判断力を奪い、モチベーションを生む自律性を殺し、あらゆる逸脱についてあなたをボトルネックにしてしまう。
How to do it
- 成果、「良い」の基準、締め切り、そしてなぜそれが重要かを説明する。
- 譲れない制約(予算、絶対条件)を述べ、方法はオープンにしておく。
- 自分のやり方を押し付けるのではなく、相手のアプローチを募る。
エビデンス
自律性支援は、自己決定理論の研究において内発的動機づけとパフォーマンスを一貫して高める。目標明確性の研究は、具体的で意味のある目標を高いパフォーマンスに結びつけている。 (rct)
自律性支援は、その人がタスクに対する能力を持っている場合に最も効果を発揮する。本当の初心者には、より手順的な指導が依然として適切である。
出典
- Deci & Ryan, self-determination theory (autonomy support, multiple controlled studies)
- Locke & Latham, goal-setting theory (specific challenging goals)
- Slemp, G. R., Kern, M. L., Patrick, K. J., & Ryan, R. M. (2018). Leader autonomy support in the workplace: A meta-analytic review. Motivation and Emotion, 42(5), 706–724.
- Locke, E. A., & Latham, G. P. (2002). Building a practically useful theory of goal setting and task motivation: A 35-year odyssey. American Psychologist, 57(9), 705–717.
よくある間違い
タスクを引き渡しながら、正確にどうやるべきかを指示し、あらゆる逸脱を批判すること――それは成果を委任しているのではなく、自分のやり方を割り当てているだけだ。
IX Coach でこれを実践する
More practices for 実践的な効果的委任(デリゲーション)
- タスクを人に合わせる
タスクの要求と、その人のスキル、成長の必要性、キャパシティとの適合度に基づいて委任する。
- 権限移譲:タスクだけでなく意思決定権も手放す
権限移譲とは、タスクが必要とする実際の意思決定権とリソースを人々に与えることを意味する――単に仕事を渡してコントロールは自分が保持することではない。
- 明確で単一の説明責任を設定する
1人の指名された責任者、合意された基準、事前に設定された確認の頻度――しつこく催促することではない。
- 上方(逆)委任に抵抗する
委任したタスクが、少しでも難しくなった途端に自分の机に跳ね返ってくるのを許さない。
- 採点のためだけでなく能力を育てるためにデブリーフする
学びに焦点を当てたレビューでループを閉じ、次の委任に必要とするあなたの関与を減らす。