最悪/最良/現実的な枠組みで破局視を解除する
「すべてが台無しになった」に対して、最悪のケース、最良のケース、そして最もありそうなケースを名づけて対抗する。
Why it works
広範性――一つの悪い出来事にすべてが悪いという意味を持たせてしまうこと――は、特定の挫折を世界的な大惨事へと膨らませる。最悪・最良・最もありそうな結果を通り抜けることは、予測を現実に錨づけし直し、想像上の大惨事を実際の規模へと縮める。これが悲観的な広がりを駆動する恐れを低下させる。
How to do it
- 破局的な予測(「これはすべてを台無しにする」)に名前をつける。
- 現実的な最悪のケース、最良のケース、最もありそうなケースを書く。
- 最悪のケースではなく、最もありそうなケースから計画する。
エビデンス
破局視の解除は、不安とうつ病に対して強力な無作為化試験の裏づけを持つCBTプロトコルに組み込まれた標準的な認知療法の技法であり、悲観的なスタイルの広範性の次元を直接標的にする。不安障害と気分障害にわたるメタ分析のレビューは、この技法が組み込まれているCBTプロトコルが、最も一貫して支持されている心理的治療の一つであることを見出している。 (rct)
本当にハイステークスな状況では、最悪のケースには本物の計画が必要である。破局視の解除は恐れを適正な規模に戻すものであり、リスクを軽視するものではない。
出典
- Cognitive-therapy technique within CBT (Beck and successors); CBT meta-analyses for anxiety
- Hofmann, S. G., Asnaani, A., Vonk, I. J. J., Sawyer, A. T., & Fang, A. (2012). The efficacy of cognitive behavioral therapy: A review of meta-analyses. Cognitive Therapy and Research, 36(5), 427-440.
よくある間違い
最良のケースで止まってしまい、それを安心材料として使ってしまうこと。不安な心はそれを拒絶する。最もありそうなケース――最も薔薇色のものではなく――こそが計画し行動すべきものだ。