想起練習(テストによる学習)
すでに知っていることを確認するためだけでなく、学ぶために自分自身をクイズにかける。
Why it works
記憶から情報を引き出すことは、読み返して情報を戻すことよりもはるかに強くその情報を強化する。なぜなら想起は記憶の痕跡を再固定し、強化し、後でよりアクセスしやすくするからだ。効果的な努力を伴う想起はそれ自体が強力な学習イベントであり、単なる測定ではない。これが、テストは評価だけでなく学習ツールであるべき理由である。
How to do it
- 勉強した後、教材を閉じて、思い出せることをすべて書き出す。
- 認識ではなく産出を強いるフラッシュカードや練習問題を使う。
- 準備ができたと感じる前にテストする。その困難さこそが恩恵の源である。
エビデンス
テスト効果は認知心理学において最も再現された発見の一つである。多くの対照実験とメタ分析にわたり、想起練習は同じ教材を再学習することより実質的に優れた長期記憶保持を生む。118件の実践テスト研究のメタ分析(アデソペら、2017年)は、形式、科目、学習者集団を問わず頑健な中〜大程度の恩恵を確認している。 (rct)
想起は効果を伴い、かつおおむね成功するときに最も助けとなる。難しすぎる教材では、テストが効果を発揮する前に、いくらかの事前学習やヒントが必要である。
出典
- Roediger & Karpicke (2006), "Test-Enhanced Learning", Psychological Science
- Roediger, H. L., & Karpicke, J. D. (2006). Test-enhanced learning: Taking memory tests improves long-term retention. Psychological Science, 17(3), 249–255.
- Karpicke, J. D., & Blunt, J. R. (2011). Retrieval practice produces more learning than elaborative studying with concept mapping. Science, 331(6018), 772–775.
- Roediger, H. L., & Butler, A. C. (2011). The critical role of retrieval practice in long-term retention. Trends in Cognitive Sciences, 15(1), 20–27.
- Adesope, O. O., Trevisan, D. A., & Sundararajan, N. (2017). Rethinking the use of tests: A meta-analysis of practice testing. Review of Educational Research, 87(3), 659–701.
よくある間違い
読み返しやハイライトが、快適な流暢さの感覚を生むために行われ、その認識を、それが本当に必要なときに思い出す能力と取り違えてしまうこと。