間隔をあけた練習
一回のセッションに詰め込む代わりに、勉強を時間をかけて分散させる。
Why it works
学習セッションの間にある程度の忘却を起こさせることで、次の想起がより努力を要するものになり、その努力こそが記憶を強化する — 部分的に忘れたものを再学習することは、まだ新鮮なものを再学習することよりも耐久性のある痕跡を作る。まとめて練習することはすべてが流暢なままなので効率的に感じられるが、その流暢さは止めた後すぐに薄れる。
How to do it
- 一回の長いブロックではなく、数日離した複数の短いセッションに勉強を分ける。
- 忘れる前ではなく、忘れ始めた後に意図的に教材へ戻る。
- 教材がより確実になるにつれて、復習の間隔を長くしていく。
エビデンス
間隔効果 — 分散学習がまとめた練習より強い長期記憶保持を生むこと — は学習研究の中で最も頑健に再現された結果の一つであり、多くの研究と大規模メタ分析で確認されている。記憶保持を学習間隔と対応させた大規模研究(セペダら、2008年)は、最適な間隔がどれだけ長く記憶する必要があるかによって変わることを発見し、「拡大間隔」という指針を直感ではなく測定データに基づかせている。 (rct)
最適な間隔は教材をどれだけ長く保持する必要があるかに依存する — 長期の記憶保持を目標とするほど間隔も長くなるべきであり、単一の最適な間隔というものは存在しない。
出典
- Cepeda et al. (2006), meta-analysis of distributed practice, Psychological Bulletin
- Cepeda, N. J., Pashler, H., Vul, E., Wixted, J. T., & Rohrer, D. (2006). Distributed practice in verbal recall tasks: A review and quantitative synthesis. Psychological Bulletin, 132(3), 354–380.
- Cepeda, N. J., Vul, E., Rohrer, D., Wixted, J. T., & Pashler, H. (2008). Spacing effects in learning: A temporal ridgeline of optimal retention. Psychological Science, 19(11), 1095–1102.
- Kang, S. H. K. (2016). Spaced repetition promotes efficient and effective learning: Policy implications for instruction. Policy Insights from the Behavioral and Brain Sciences, 3(1), 12–19.
よくある間違い
短期的な成績を高めるために前夜に詰め込むこと。間隔学習がもたらしたであろう耐久性のある記憶保持を犠牲にしてしまう。