ホットな思考の根拠と反証を検討する

その思考を実際に裏付けるものと、実際に反証するものをリストアップする——法廷で立証するかのように。

Why it works

認知の歪み(過度の一般化、破局的思考、読心)は、ネガティブな解釈を裏付ける根拠にだけ選択的に注意を向け、反証する根拠を無視することで働く。根拠を検討するステップは、脳に両方を探させることで、この選択的注意のバイアスを是正する。目的はポジティブさを生み出すことではなく、非対称性を正すこと——反証する根拠に、裏付ける根拠と同じ重みを与えることにある。

How to do it

  1. 「ホットな思考を裏付ける根拠」と「ホットな思考に反する根拠」という二つの欄を用意する。
  2. まず「裏付ける」欄を埋める——この思考を裏付ける実際の事実は何か?
  3. 次に「反する」欄を埋める——この思考と矛盾する、あるいは当てはまらない事実は何か?友人ならなんと言うか?過去の経験は何を示しているか?
  4. 厳密に。漠然とした感覚は根拠ではない。「とにかくそうだとわかる」は根拠にならない。
  5. それぞれの根拠の信頼性を0〜100で評価し、どちらの欄がより確固としているかを見る。

エビデンス

根拠と反証を検討する経験的な論駁は、堅牢な裏付けを持つCBTの中核技法である。うつと不安に対するCBTの強力な臨床試験のエビデンスは、この技法が重要なメカニズムであることを示唆しているが、プロトコル全体からこの技法だけを切り離すことは方法論的に難しい。複合認知バイアス仮説は、このステップが是正する選択的注意の非対称性そのものを記録しており、認知的再構成とCBT全体のメタアナリシスは、この技法が支えるプロトコル群が信頼できる効果をもたらすことを裏付けている。 (clinical)

根拠の検討は、表面的に行うと合理化の作業に成り下がりかねない——本当に向き合うことなく、自分を安心させるためだけに形だけの「反する」項目をいくつか挙げるような場合だ。この技法が認知的な作業として機能するには、誠実な取り組みが必要である。

出典

よくある間違い

「裏付ける根拠」の欄に、事実ではなく意見や解釈を書いてしまうこと(「私はいつもこれが苦手だった」)——これは循環論法であり、評価を前に進めない。

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