達成経験を通じて自己効力感を築く

小さな本物の成功を意図的に設計して、自分の能力への信念を高める——励ましによってではなく、実際のパフォーマンスによって。

Why it works

バンデューラは達成経験を自己効力感の最も強力な源として特定した。ある行動をうまく実行することは、その行動が自分の能力の範囲内にあるという直接的な証拠を与える。それぞれの成功は自己効力感の信念を上向きに更新し、それぞれの失敗、特に早期の失敗はそれを損なうことがある。だからこそ課題の難易度の較正が重要になる。あまりに簡単すぎた成功は、実際の努力を要して成功したものよりも、効力感を築く情報を少ししか持たない。

How to do it

  1. 目標とする行動と、自分の現在の正直な能力レベルを特定する。
  2. 初回の試みとして、快適さより一段階上で、しかし十分に手が届く難易度を設定する。
  3. タスクを実行し、完全にやり遂げ、その成功を明示的に記録する——認めることなく次に進まない。
  4. 現在のレベルで一貫して成功した後にだけ、徐々に難易度を上げ、本物の能力の証拠の連続を保つ。

エビデンス

達成経験が主要な自己効力感の源であることは、バンデューラの元々の研究と、健康、学業、職業の各領域における数百件の後続研究によって十分に裏づけられている。 (observational)

因果の方向性(効力感→パフォーマンス、あるいはパフォーマンス→効力感)は相互的である。メカニズムはよく確立されているが、その経路は双方向である。

出典

  • Bandura (1977), "Self-efficacy: Toward a unifying theory of behavioral change," Psychological Review
  • Bandura (1997), "Self-Efficacy: The Exercise of Control"

よくある間違い

簡単すぎるタスク(効力感の情報を生まない)や難しすぎるタスク(失敗の証拠を生む)から始めてしまうこと——どちらも能力への本物の信念を築くことに失敗する。

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