トーマス・キルマン式コンフリクトモード検査法(TKI)
状況を読み取ること、慣れたモードに頼らないこと
トーマス・キルマンの5つのコンフリクトスタイルとは何か?
TKIは、対立への対処法として5つのモード──競争、協力、妥協、回避、順応──を、2つの軸に沿って特定する。自分自身のニーズをどれだけ主張的に追求するか、そして他者のニーズにどれだけ協力的に応じるか、という軸だ。どのモードも普遍的に最良というわけではない。スキルとは、どのモードが状況に合うかを知り、プレッシャー下でデフォルトのモードに頼るのではなく、意図的に切り替えられることだ。
ほとんどの人はプレッシャー下でデフォルトとして使う1つか2つのコンフリクトモードを持っている──そしてそのデフォルトは通常、今の状況に合うモードではなく、幼少期に機能したモードだ。TKIモデルは5つのモードに優劣をつけない。それは問う:このモードはこの状況に合っているか?そして、反応するのではなく意図的に選択するための語彙を与えてくれる。以下は、その選択を実践するための方法だ。
実践法
- 自分のデフォルトの対立モードを特定する
モードを選べるようになる前に、自分が自動的にどのモードを使っているかを知る必要がある。
- 速さや安全性が合意形成より重要なときに競争を使う
競争──高主張・低協調──は、決定が緊急かつハイステークスで、議論の余地がないときに適している。
- 関係と解決策の両方が重要なときに協力を使う
協力──高主張・高協調──は両者にとって本当に機能する解決策を見つけるが、時間がかかる。
- 回避を反射的にではなく戦略的に使う
回避には本当の居場所がある──ただし問題が些細である、タイミングが悪い、あるいは冷却が必要な場合に限る。
- 妥協を使う──ただしその隠れたコストを知る
妥協は違いを分ける。速いが、両者が何かを失い、どちらも完全には満足しない。
- 関係に順応する──ただし重要な利害を犠牲にしない
順応は、自分が間違っていたとき、問題が些細であるとき、あるいは関係の維持が結果への自分の利害を上回るときに適切だ。
- 対立の途中でモードを切り替えるべきタイミングを認識する
会話の始めに正しいモードが、10分後には正しくないかもしれない。