自己断罪を駆り立てる「〜すべき」「〜ねばならない」に反論する

絶対的な要求(「成功しなければならない」)に気づき、それを願望(「ぜひ成功したい」)に変換する。

Why it works

エリスは、願望を絶対的な要求に変換すること—「マスターベーション的思考」と呼んだ—を情緒障害の原動力として特定した。要求が破られると(「有能でなければならないのに、そうではなかった」)、自己断罪が自動的に続く。その要求に反論しても意欲が弱まるわけではない。失敗の後に続く破局的な自己評価を取り除きながら、改善したいという欲求はそのまま残す。

How to do it

  1. 隠れた要求を特定する。「自分は絶対に何を〜しなければならない、あるいは〜であってはならないと思い込んでいるか?」
  2. 三つの問いを立てる。この要求は論理的か?人間のあり方として現実的か?それを持ち続けることは自分の役に立つか?
  3. それを願望として言い直す。「うまくやりたいと強く思うし、もしできなくても対処できる」。
  4. 感情が高ぶった瞬間にこの言い直しを繰り返す。冷静なときの気づきは、感情が熱くなった瞬間にはめったに持ちこたえない。

エビデンス

REBTの反論技法には、苦悩と不合理な信念を軽減するという臨床的な裏付けがある。要求性という構成概念そのものは操作化されており、観察研究で情緒障害を予測することが示されている。David、Schnur、Belloiu(2002)は、要求的な評価や不合理な信念と、それらが引き起こす感情とを実証的に区別し、反論の標的に測定可能な構造を与えた。 (clinical)

研究は通常、REBTの反論を全体として評価しており、要求性そのものを標的にした場合だけを単独で評価しているわけではない。

出典

よくある間違い

「成功しなければならない」を「自分を受け入れなければならない」に置き換えること—古い「ねばならない」と戦うための新しい「ねばならない」を持ち込んでいる。目指すべきは願望であり、別の絶対的な要求ではない。

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