新規のタスクには学習目標を使う(パフォーマンス目標ではなく)
新しい、あるいは複雑なスキルについては、何を生み出すかではなく、何を学ぶかを軸に目標を設定する。
Why it works
ロックとレイサムは、パフォーマンスへの道筋がまだ分かっていない場合について、パフォーマンス目標(具体的なアウトカム)と学習目標(具体的な知識やスキルの獲得)を区別することを導入した。本当に新規のタスクに具体的なアウトカム目標を割り当てることは、パフォーマンスを損なう認知負荷と不安を生むことがある。学習目標は、防衛的な自己防御ではなく理解に注意を向け続ける。
How to do it
- アウトカム目標を割り当てる前に問う——「自分はすでにこれをどうやるか知っているだろうか?」
- 知らないなら、まず学習目標を設定する——「効果的な戦略を3つ発見する」など。
- 道筋がある程度分かってきたら、パフォーマンス目標に切り替える。
- この2つを混ぜないこと——学習目標とパフォーマンス目標は異なる認知的戦略を活性化させる。
エビデンス
サイツとレイサム(2005)は、参加者がまだ必要な戦略を知らない複雑なタスクにおいて、学習目標がパフォーマンス目標を上回ることを示した。この発見は、理論の元々の前提が成り立たない条件への、目標設定理論の直接的な拡張である。 (rct)
学習目標とパフォーマンス目標の区別は、タスクの戦略が不明確な場合に特に当てはまる。よく理解されたタスクについては、パフォーマンス目標の方が依然として優れている。
出典
- Seijts & Latham (2005), learning versus performance goals: when should each be used? Academy of Management Executive
- Seijts, G. H., & Latham, G. P. (2005). Learning versus performance goals: When should each be used? Academy of Management Executive, 19(1), 124–131.
- Winters, D., & Latham, G. P. (1996). The effect of learning versus outcome goals on a simple versus a complex task. Group & Organization Management, 21(2), 236–250.
よくある間違い
本当に新規のスキルに具体的なパフォーマンスターゲットを割り当て、初期の悪い数字を能力の低さの証拠として解釈してしまうこと——学習の通常のコストとしてではなく。
IX Coach でこれを実践する
More practices for 目標設定理論、実践編
- 「最善を尽くせ」ではなく、具体的で難しい目標を設定する
曖昧な志を、正確でストレッチのあるターゲットに置き換える——これが中核となるレバーだ。
- 作業を始める前に本物のコミットメントを築く
目標コミットメントが調整要因である——それがなければ難しい目標は逆効果になる。
- 定期的で具体的なフィードバックでループを閉じる
フィードバックのない目標は動機づけとして不活性だ——フィードバックはもう半分の要素である。
- 遠い狙いから近い一歩まで、目標の階層を築く
目先の日々のタスクを長期目標に結びつけ、小さなことへの努力が価値あるものだと感じられるようにする。
- 軌道から外れた時は目標ではなく戦略を見直す
進捗が停滞した時、最初の動きはターゲットを下げることではなく、アプローチを変えることだ。
- パフォーマンス志向だけでなく、熟達目標志向を採用する
見栄えを良くするためだけでなく、上達するために目標を追求する——特に長期の仕事において。
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