弱点よりも強みにより多くの開発努力を投資する
弱い分野を「まずまず」から「平均」にするより、強みの分野を「平均」から「卓越」にする。
Why it works
従来の知恵 — 弱点を伸ばす — には天井の問題があります。弱点を「まずまず」から「平均」にすることは、強みを「強い」から「卓越」にすることよりも努力の単位あたりの見返りが少ないのです。これは弱点が重要でないからではなく、才能への投資の限界的な見返りは、すでに才能が存在する場所のほうが高いからです。自然な強みがある領域では脳の神経効率が高く、スキル習得を加速させます。
How to do it
- 上位三つの強みを特定し、次の四半期でそれぞれをさらに伸ばす具体的な一つの方法を見つける。
- 委任できない本物の弱点については、それを強くしようとするのではなく、管理戦略(システム、チェックリスト、パートナー)を築く。
- 自分の開発への投資が実際にどこに向かっているかを追跡する。ほとんどの人は、見返りが正当化する以上の時間を弱点に費やしている。
- 「弱点」と「閾値スキル」を区別する。一部のスキルには最低限の閾値パフォーマンスが必要であり、他は委任できる。
エビデンス
専門性の研究(エリクソン)は、根底にある才能が存在する領域でスキル習得が有意に速いことを見出しています。ギャラップの強み研究は、この発見の応用ビジネス版です。 (observational)
「強みに投資する」原則は説得力があるが文脈依存である。裁量的な開発投資に最も明確に当てはまる。パフォーマンスの妨げとなる本物の能力のギャップを無視することを意味するわけではない。
出典
- Ericsson & Charness (1994), expert performance: its structure and acquisition, American Psychologist
よくある間違い
「強みに投資する」原則を、困難だが必要な開発を避けるために使ってしまうこと。この原則は限界的な努力の配分についてのものであり、本物の能力のギャップを無視することについてではない。
IX Coach でこれを実践する
More practices for 強みに基づくリーダーシップを実践に活かす
- 自分の支配的なリーダーシップの強みを特定し、そこからリードする
四つのリーダーシップ領域のうちどれから自然に動いているかを知り、四つすべてで同等に強くなろうとするのではなく、それを増幅させる。
- 組み合わせた強みが四つの領域すべてをカバーするチームを築く
自分と同じように考える人ではなく、領域のカバーを意図的に狙って採用し編成する。
- 実行の領域からリードする — 目標を一貫して達成する
実行が強い人は、アイデアを取り上げてそれを実現する方法を知っている。
- 人間関係構築の領域からリードする — チームを一つにまとめる
人間関係構築が強い人は、プレッシャーの下でチームの結束を保つ接着剤である。
- 影響の領域からリードする — 主導し、発言し、他者の声が届くようにする
影響力が強い人は、組織の内外でチームのアイデアを売り込む。
- 戦略的思考の領域からリードする — 情報を吸収し分析する
戦略的思考が強い人は、単に現状だけでなく、あり得る未来にチームの焦点を保つ。
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